8日目 バリ島脱出苦労します。

ケチャックダンスを見終えて宿に戻り、次の目的地へのバスを調べる。

事前にネット予約で日本のクレジットカードが使えるサイトがあると把握していたので予約を試みるも、失敗続き。マレーシアのバスはvisaとMastercardで何度もトライしている内に予約出来たが、今回は全く上手く行かなかった。

そこでオフライン支払いに変更し、近くのコンビニに支払いに向う。しかしだめだった。もうオフライン決済の締め作業終わったから午前2時以降また来てくれとのことだ。朝8時半発のバスに乗りたいので朝を待たずに午後11時現在眠い目を擦りながら2時まで宿に戻って待機する。

コケコッコー!!

朝8時になっていた。
予約は愚かバスターミナルにも間に合わない時間だ。
だがここで一日無駄にするわけにも行かず、遅い時間のバスでも空いていたら入れてもらおうと予約なしでバスターミナルを目指すことにした。

Googleマップで調べると空港から88円でバスターミナルに行けるとのことでタクシーの運ちゃんを躱しながらバスに乗り込む。財布から88円相当の金を取り出すと、キャッシュレスオンリーだと言われそれならばVISAタッチだとクレカを繰り出すも専用のアプリが必要だと言われ敗北。

外国人はタクシーに乗れってことね...

バスから降ろされた私に再びタクシーが群がってくるが私は知っている。空港の中で待ち構えるタクシーと外で待ち構えるタクシーの2者が存在することを。
恐らく空港に入るには何かしらの登録や金が必要なのだろう。したがって、空港の外のほうが安いはずだ。
外まで交渉しながらついて来られたが空港内のバイクタクシーの限界は100kルピア(1000円)。未だに交渉を続ける運転手の前で私は無慈悲にもGrab(Uberタクシー的なアプリ)を起動する。

それ見たことか!

64kルピアじゃないか。その画面を運転手に突きつけ空港の中に帰ってもらう。
南アジアでこの手の事は日常的に行ってきたので、
東南アジアのましてや空港で安々とぼられる訳には行かない。

pcx155という日本であまり見ない排気量のホンダのバイクに乗り1時間後、バスターミナルにつく。

ターミナルではすぐに行き先を聞かれたのでプロボリンゴ!と答えるとすぐにオフィスへ。
値段は300kルピア。ネットでは250k〜320kだったので、全うな値段だ。しかも10時間の道のりで飯付き、エアコン、リクライニングシートが揃っているので即決した。

時刻は午前10時過ぎ、バスは13時出発だと聞いたので、食事がてら近くを散策する。


KFCっぽい店のフライドチキンステーキ17kルピア。


田んぼの脇にバナナが生えている。


ガソリンスタンド(日本で見る普通のやつもあります)


店の前とか至る所に置いてある。
開店前には何やら祈祷のようなものをしてからおいている。注意していないと普通に蹴飛ばす。


木登りトカゲ的なやつ。他にも爬虫類系youtuberのチャンネルでしか見ないようなデカいトカゲとか鮮やかなヘビがいた。


その辺の八百屋で買った、小さいバナナ。配分は知らないが普通のマフィンとセットで5kルピア(50円)。

バスの時間になり、待つこと30分遅れでバスは出発した。目的地のプロボリンゴには夜10時頃到着予定らしい。


バスに乗ったままフェリーに乗り込みジャワ島へ。
フェリーは見た目が多少オンボロな程度で日本の近距離カーフェリーと大して変らない。


船内で売っていた油揚げ。付属の唐辛子とナッツのソースが美味い。5kルピア


チケットに含まれる夕食はこんな感じ。
途中のレストランで一時停車し、降りてみんなで食べる。米とおかずを自由に盛り付けるスタイルだ。後先考えずに、全部盛り付けたら残飯のようになった。味は普通というかめちゃくちゃ辛い。

夕食を食べ終え眠くなってきたので到着まで寝て待つことにする。