2日目コルカタとトラブル

コルカタ到着&トラブル

コルカタには深夜0時に着陸した。当初は空港泊の予定だっただが、同じ飛行機に乗り合わせた日本人が大きな部屋を取っているから一緒に行こうというありがたい申し出を受けたので空港を出ることにした。やっぱり日本人は頼もしいし俺はついてるな。

空港を出た瞬間               タクシー?ベリーチープ×10000000       うん、出なきゃ良かった(泣)  

ホテルが歩ける距離だったのでタクシーは不要であり、タクシーの運転手はすべて振り切る。空港から10分程度タクシーにつきまとわれ、やっと居なくなったと思った矢先、インド名物リキシャワーラー達からの執拗な追跡を受け、なんとホテルの前までついてきた。

ホテルの門は閉まっていた(号泣)

ホテルにハローと呼びかける日本人2名の声が静かな路地に頼りなく響き、背後には目を輝かせるリキシャワーラーと声で起こしたのか集まる犬々。

今はどう逃れたのか思い出せないが辛うじて彼らの追跡を逃れ、新たなホテルを予約した次の瞬間、出くわしたのは深夜1時現在人通りがない中、立ちんぼを続けていた女性2名である。もちろん追いかけてくる。悲しいかな人数的にはちょうど良かったのだが、日本人二人で新たなホテルへと逃げ出した。

トリプル重大インシデント

インドに上陸するなりド修羅場をくぐり抜け、疲弊仕切っていたので二人で9時頃まで爆睡していた。チェックアウトを済ませ、1パイサも持っていないので両替をしてから朝食を取る。(プープーププー)

う、美味い。特にトラブルは起こらない。

なるほど、昨日は夜だったのが悪かったのかと思いながら超親切なインド人に教えてもらったバスで市内を目指す。(プープーププー)

(プププププ!!!)

市内についたのは12時頃、日本人(k君)はsimカードを買いに行くと言い、夕飯までは別行動することにした。(プープーププー)

どうやらコルカタでは静かに運転していけないという条例があるようだ。

ちなみにバスのクラクションにはフルオートスイッチがついていた。

別行動で急ぎの用事もないので日本で予約していたドミトリーへチェックインを済ませ、以前から行ってみたかったサダルストリートへ向かった。

サダルはインドを旅するバックパッカーなら知らない者はいない、安宿街である。

伝説の日本人宿パラゴン

パラゴンを過ぎた辺りで、トラブル1発生である。10人程度の高校生達に取り囲まれ、質問写真攻めに合いながらも辛うじて抜け出したとこまでは良かった。抜け出した5秒後音もなく近づいてきた一人の痩せたインド人がピッタリと横につき小声でハシシ?ガンジャマリファナ?(※いずれも大麻系の麻薬)と声をかけてくる。ノーと言って突っぱねるものの裏路地を抜けるまで横を歩かれた。

サダルを出て10分ほど歩くと客引き以外で初めて声をかけられた。旅行会社に勤めているという彼は私が向かう予定だと話した先々の情報を教えてくれ、更にはチャイまでご馳走になってしまった。

 

睡眠薬強盗対策にチャイに何か混ぜてないか凝視している図

チャイを飲み終えると、彼はクルタを知っているか知らないだろう、直接見たほうが早いとまくし立てる、ここまで何でも写真や言葉で説明していたのに言い出した。

なるほどクルタは言い表わせないし写し出せない複雑なものなのか(バカ)

トラブル2・・・forced me to buy クルタ  クルタを説明すると連れて来られたのは服屋もといクルタ屋だった。二階の小部屋に案内されクルタを見せられる何故か値段も一緒に。             オーケー、アイアンダースタンドクルタ、センキュー。とボッタクリだと気づき立ち上がると、ノーノーアイキャンディスカウントと、呼び止められる。貴方、旅行会社の人間ですよね?

一応値段を聞くも買う気が起らず逃げ帰ろうとするも、階段でクルタ屋定員Bがこちらを睨んでいる。一瞬の躊躇を挟みBを押しのけセンキューチャイと言い残し、大通りまで早足で逃走した。

(実を言うと、最初に声をかけられた時点で怪しいと思っていましたが怖いもの見たさ半分、現地の方と仲良くなりたい半分でついていきました。※好奇心旺盛な方は自己責任でどうするか判断してください。責任は一切負いません。)

そんなこんなで夕食時少し前、k君に連絡し、サダルで待ち合わせすることに、サダルに現れたk君はsimカードは手に入らなかったが、イケメンインド人の相棒を連れていた。

トラブル3発生。              k君の相棒Cは美味しいレストランを案内すると言いマジで美味しいレストランに案内してくれた。(省いていたが昼k君と別れる前simの店に案内すると言われマジで絨毯屋に案内された。)

dosaと言うらしい

食べ終えた後、チャイは試したかと言い始めチャイ屋に連れて行かれる。着いたチャイ屋は

数時間前に来たことがあった。

明らかに私が相棒Cの言うことに難色を示しだしたので、k君とCに何があったのか問い詰められ、トラブル2について話した。すると相棒Cは君は何も盗られも買わされもしていないのだからノープロブレムだみたいなことをつらつらと言い始め、k君もCは正しいし彼は大丈夫だと同調し二人で私をなだめる。

k君に再三警告するも、彼は大丈夫の1点貼りで、インスタ副業に手を出してる人みたいに頑なに相棒C(後から来る尊敬する凄い先輩タイプ)を庇った。

もう抵抗するのも疲れて何も言い返さなくなると、あろうことが相棒Cはこの後はビールを飲んだり「クルタ」を見たりしようとのたまった。

僕は憤慨した。

静かに怒りながら、向こう側のk君をボッタクリから救う気力は残っておらず帰りますとだけ告げ宿に帰った。

事後談

後のk君談ではその後特に、ボッタクリ等の被害には遭わなかった様だ。これでは彼らを悪者のように書いた私が悪者である。k君にはどのように大丈夫かそうでないかを嗅ぎ分けたのか小一時間程ご教授して頂きたい。

二人とも疑ってごめんなさい。相棒Cは良い人でした。

冷静になって考えると、相棒C(Cで暗に3人目のクルタ屋扱いは失礼でしたね。あれ、何でクルタを見るとか言ってたんだろう、まあ良いか)の「君が被害に遭っていないのだから問題ない」という主張は何も間違っていないのかもしれない。一々何かが起こる度トラブルだ何だのと騒ぎ立てるのではなく、コルカタでは何かが起こるのは日常茶飯事なので実害が出たかどうかで考えるべきなのかもしれない。

※その時感じた主観を大事に書いているので、事後談という形で二人の名誉挽回とさせて頂きます。

 

引用 僕は憤慨した。(n.k 2015〜2017?)     

   ※とある友人が発したらしい名言