ブキティンギからドゥマイ、マラッカまでのフェリー移動

本日はブキティンギから深夜バスとフェリーを使ってマラッカまで行く方法を紹介する。

というのも、この区間に関する日本語の情報がかなり少なく、古いブログで多少見れる程度で地球の歩き方にも載っていない。
そこで、これまで先人達のブログに助けられてきた一人として、後続に向けたまには有用な情報を残そうと思う。

情報は2023年11月のものになります。

まず最初に申し上げると、最安でマラッカにアクセスしたい方はペカンバルから飛行機でクアラルンプールに飛ぶことをおすすめする。
飛行機 当日6000〜7000円 前日以前3000〜4000円
当日は辛うじてフェリーのほうが安いかもしれない。


それでも、船で国境越えをしたいんだという物好きはこの続きを読んで欲しい。


ブキティンギからドゥマイまではTerminal Aur Kuningというバスターミナルから深夜バスが出ている。

バスターミナルへは中心地の時計台からローカル市場の方に降りていくと、アウアーアウアーと言っている乗り合いタクシーの運転手がいるのでそれに乗り込めば良い。料金は4kルピア。

時計台から徒歩も含めて3.40分でターミナルに到着する。

ターミナルについたらどこでも良いのでバス会社のオフィスにいる人にドゥマイと言えばどこでチケットを買えるか教えてくれる。

私が買ったのはブキティンギ17時発ドゥマイ6時半着の夜行便。他の時間があるのかどうかは不明。
料金は180kルピア。インドネシアのサイトで調べても180kだったのでたぶん正規の値段。
バスはガラガラだったが不安なら前日に買っておくと良い。

バスは時頃通り発車し、ドゥマイには一時間早い5時半に到着。
バスから降りるとバイクタクシーの運転手がおり、フェリー会社のオフィスまで50kルピアだとかのたまうぼったくりのたわけもいるので要注意。15kまで値切れた。アプリなら8.5kだったが早朝の田舎町なので運転手は見つからない。

ちなみにここのバイクタクシー、客用のヘルメットがない。インドネシアでノーヘルは多いが客にノーヘルを強いるのは初めてだ。


フェリー会社のオフィス。
検索は「INDOMAL EXPRESS Fast Ferry」。
前日入りする方は写真奥の紫色の電飾看板を出しているホテルに泊まると便利そう。

朝7時にオフィスはオープンしチケットを買う。
550kルピア←たぶん固定価格。現金がなければリンギットやクレジットカードでも支払える。クレカだと手数料2.5%が上乗せされる。

オフィスから港までは無料送迎バスが出ているのでそれに乗っていき、到着したら後は係員の指示に従っておけば良い。

イミグレーションはパスポートを見せてほぼ素通り、何か聞かれたがyeahと適当に答えたら大丈夫っぽかった。


イミグレーションを出るとフェリーは目の前。


カウンターでエコノミーと言ったのだが席にエグゼクティブと書いてある。だがこの船の席は見た感じ全て同じなのでエグゼクティブしか無い可能性が高い。
インドネシアの長距離バスも最低がエグゼクティブということは長距離になるほどよくある。


マラッカ海峡は巨大船舶の通り道。それに伴い海賊も多い。


カワウソ?みたいなのがいた。

2時間ほどでフェリーはマラッカに入国。
入国審査ではパスポートにハンコのある国それぞれやたらと質問されたがまあ何とかマレーシアのスタンプも獲得できた。
去り際に、他の日本人より英語上手いねと言われ良い気分でイミグレーションを出た。


到着時のマレーシア時刻は12時過ぎ。

以上がブキティンギからマラッカまでの道のりとなります。