東南アジア紀行 1日目贅沢旅行編

ラグジュアリーバックパッカー

ごきげんよう
今回の目的地マレーシアではなく成田空港のキャセイパシフィックビジネスクラスラウンジよりお送りします。

昨日のうちに福岡から羽田に飛び、マレーシアでの数日間だけ共に旅行する友人と合流した。彼は数日で帰国した後、渡米するらしい。また、セブ島で2ヶ月間、語学留学をしてきた様なので、英語があまり通じない私にとって強力な助っ人だ。

そんな彼は生粋の航空機&航空会社マニアで、あらゆる手段を駆使し国立大学の学生という身分でワンワールドアライアンスの上級会員に上り詰めていた。上級会員はラウンジ利用の権利が付与され、私はそのおこぼれに預かったという訳である。




ワンワールドの上級会員は成田空港ではキャセイJALのラウンジを利用できる。食事、お菓子、酒類が無料食べ飲み放題となっている他、シャワーも無料利用できる。

国際線搭乗となると、2時間前に空港につき手続きを30分〜1時間で終え、搭乗開始前40分程度をラウンジで過ごすというのが一般的である。
しかし、我々は大学生なので、4時間半前に空港入りしラウンジオープンから最終搭乗案内まで居座るという貧乏っぷりを披露してしまった。論理が破綻しかかっているのは気にしないで欲しい。

自らはあまり購入しないような高級酒を流し込み、少し気持ち悪くなってきたところで、飛行機へ乗り込む。座席はエコノミークラスだがこれまた上級会員のお陰で非常口座席(前の座席がなく足が伸ばせる。)に着席し快適であった。


機内食。経験上の比較対象がバングラデシュとかネパールの機内食なのでよく分からないがJAL機内食は他社より美味しいらしい。

7時間後、クアラルンプールに到着し三井アウトレットパークの無料シャトルバスへ乗車しホテル近くに向かう。
日本資本のモールからホテルまでは徒歩のつもりで道を数十メートル歩くが異変に気づく。「ここ高速道路じゃない?」歩道は愚か、歩行者一人おらず車はぶっ飛ばしている。もうホテルは見える距離ではあるがタクシーを手配した。タクシーは30リンギット(1リンギット=約30円)900円?高っか!
マレーシアの物価感がわからないが配車アプリが提示した料金なのでボッタクリではないと信じることにしてホテルにたどり着いた。


ホテルはモーベンピックホテル。五つ星だ。ここまでバックパッカーらしい香りがゼロだが、不潔な環境に耐えられない上級会員様といる間は多分こんな感じ(フィリピンで多少耐性がついたみたいなのでインド旅行を提案すると全力で拒否された。)。束の間の贅沢旅行を楽しむとする。