27日目失神カレーとインド映画

Y君と朝食を食べ、二人で映画館に向う。
最初は言葉がわからなくても視覚的に理解しやすいアクション物が良いだろうという考えだったが、道中の路面電車が頻繁に立ち往生し、時間に遅れてしまった。


仕方が無いので次に上映予定のOMG2という映画を見ることにした。
こちらはセンシティブな内容でいじめに遭い、さらには学校から不当な退学を強制された息子の父親がシヴァ神の力を借りながら裁判で学校と争い、ハッピーエンドを迎えるという内容だった。
細かい内容は興味があれば各自調べて欲しい。

感想としては、見るもん間違えた。だ。インド映画らしいのは長さだけで、踊りはないし、裁判の言い争いなんて、なんのこっちゃわからん。

インド映画は要リベンジ案件として、今後インドに来る機会があればまた良さげな物を見たいと思う。

実は映画の待ち時間に、失神カレーと呼ばれる、美味しすぎて失神してしまうと噂のカレー屋に行っていた。

注文したチキンコルマを一口食べてみる。旨味が脳天を撃ち抜いた。
失神こそしなかったが、全く名前負けしていない味だった。他と違うのは旨味がはっきりと存在している点である。スパイスはもちろん効いているがそれに素材の旨味が押し殺されていない。

R君はフィッシュカレーを注文しており、一口いただくと魚の出汁の味が濃く、カレーという味が強い食べ物でどうやったら出汁を殺さないのか不思議に思った。

料金はどちらも150ルピーと250円程度だったが、この店で修業して、東京で開業すれば1食1500〜2000円でも飛ぶように売れテレビが来て、1.2時間並ぶ人気店になると断言する。
それぐらい今まで食べたカレーの中で一番美味かった。

映画とカレーの後はローカルスイーツをつまみつつ、モスクを見にいった。

インディアプリンとも呼ばれるらしい、お米プリン?米の甘さが引き出されており大変美味。

オレンジのものはお米から出来ている何か、まあ美味しい。緑の方は青臭すぎて完食出来なかった。



モスクは静かで荘厳な雰囲気に包まれていた。
イスラム教と聞くと何だか怖いイメージを持ってしまっていたが、モスクは寧ろ心が落ち着き、安心できる場所だった。

明日もちゃんと活動します。